中学・高校生の諸君へ
MENU »中学・高校生の諸君へ »第二十五話 死角に入らない第二十五話 死角に入らない
工事現場で重機やダンプの後方の運転手が見えないところにいると、バックしたらひかれてしまいます。この運転手の見えない箇所を死角と言います。死角は必ず存在します。だから、現場ではバックする時は誘導者をつけ、誘導してもらいます。工事現場に限らず、一般道路でも一緒です。相手の車に自分が見えているかどうかは重要なことです。歩行者、自転車から見れば、相手の車の人が気づいているだろうと思うかもしれないが、事故をしたら、痛いのは弱い方です。自分の身は自分で守るという自覚が必要です。そのために【死角に入らない】なのです。
学校生活でも同じです。先生たちの死角に入って見えないところでやっていることで、いい事をやっている場合は少ないと思います。どうか普段から【死角に入らない】という意識を持って欲しいと思います。それと【死角を作らない】ことも重要です。見えなかった、気付かなかったではすまない。そういう所を見えるようになる、気付くようになる努力をして欲しいです。安全とは何か?
【それは危険を知ることである。】