中学・高校生の諸君へ
MENU »中学・高校生の諸君へ »第二十六話 親の顔が見てみたい第二十六話 親の顔が見てみたい
この言葉は、いい意味でも悪い意味でも使われます。どうせ使われるのなら、いい意味で使われたいけれど、悪い意味で使われることの方が多いのではないかと思います。しかし、この言葉の意味を考えてみると、自分という一人の人間の評価は、決してその本人だけの評価に終わらないということです。あなたを表すならば、あなたの性格、容姿、成績、やってきたことなどがあるけど、○○さんの子、○○さんの孫、○○中学校の生徒という一面もある。
例えば、あなたの事を知らない人から見れば、○○さんの子という面しか分からない場合もある。その人からしたら、○○さんの子だからいい子だ、間違いないということになる。社会に出たらこんなことはしょっちゅうあることです。逆にあなたがした事があなたの親や祖父母の株を上げることもあります。○○君のお父さんですか。どういう教育をされたんですか?お父さんが立派な方なんでしょうね。という具合に。
自分は自分。と思うのもいいが、そういうつながりがあることも覚えて欲しい。